追記

7月11日に更新した”ハヤシミドリシジミ♀”、どうも”オオミドリシジミ♀”のように思えてきました。

ハヤシミドリシジミ 前翅裏面中室の短条がほとんど消失。後翅裏面の赤紋は繋がっている。
オオミドリシジミ   前翅裏面中室の短条は明瞭。後翅裏面の赤紋は繋がっていない。

を同定の大きなポイントにしていたのですが、過去にこの撮影地の近くで、”中室の短条は明瞭で、赤紋が連続する”、今回のような個体を採集したことがありました。で、その時に、これを”短条が明瞭なハヤシミドリシジミ”と判断しました。理由は、この辺りでの目撃数の多寡です。大雑把に言えばハヤシ:オオミ=10:1くらいで圧倒的にハヤシミドリが多いのです。

ところが今回、「オオミドリでは?」とのご指摘を頂き、手持ちのハヤシミドリとオオミドリの標本を全て見直した結果、上記♀個体についても、表面のO斑の広がりなどから見てどうやらオオミドリシジミ♀のような感じがしてきました。なので、今回の撮影個体についても”短条が明瞭なハヤシミドリシジミ”ではなく、”赤紋が一部繋がっているオオミドリシジミ”ではないかと思われます。Muraさん、コンちゃん君ありがとうございました。

で・・・・・・そして私はひらめきました。
「卵があるじゃん!」 そう、それこそあのお母さんが産んだ卵が、あのひこばえについているのです。
あれを飼育したら・・・・どんな個体が出てくるか・・・・。う~ん・・・やってみようかどうしょうか(笑)。
by nomu376 | 2010-07-13 12:47 | | Comments(6)
Commented by カトカラおんつぁん at 2010-07-13 18:44 x
ぜひとも飼育にトライされることをお勧めします。って、外野から言うのは簡単ですが、これから先の越冬までの長い時間を考えると、簡単ではないかもですね。

軒先に吊るしておいて来春の孵化をまつ気の長さが必要でしょう。
でも、やってみる価値はじゅうぶんかと。

ファボの同定は、土地によっての変異もあるので、図鑑通りに行かないことも有りますよね。怪しい個体はけっこう居ますし、飼育してもまた悩みは尽きないかも知れませんね。
Commented by nomusan at 2010-07-13 19:48 x
カトカラおんつぁんさん、ゼフの飼育はもう30年以上やってませんし、その時も幼虫からの飼育だったので、ちゃんと孵化させられるか?と言う心配もありまして・・・・・。まぁ、いずれにしても孵化するのは来年の春なので、悩む時間はたっぷりありますね(笑)。

ゼフは結構地域で変異があるみたいですね。以前北海道の方のブログで外しまくった記憶が蘇ってきましたよ(笑)。
Commented by コンちゃん at 2010-07-13 20:11 x
実は先日、兵庫県でハヤシとオオミドリのメスを採集していました。ハヤシ♀は表の斑紋が奇麗なものしかネットしないので数は少ないのですがオオミドリと見比べてみました。すると、尾の太さが違う気がします。何となく、ハヤシは太く、オオミドリは細く、少し長いめ・・・

こちらでは、♂の中にジョウザン?みたいな個体が混ざり、表のマリンブルーを見て、これはハヤシと自分を納得させています。

卵の件、なかなか面白そうですね。

Commented by nomusan at 2010-07-13 20:20 x
コンちゃん、確かに尾状突器の形状は違うような感じはありますね。言われるとおり、ハヤシの方が太くて短いように思います。

♂については、九州にはジョウザンがいないので、あまり悩まなくて済んでいますよ(笑)。

卵は来年の春までゆっくり考えます(笑)。
Commented by fanseab at 2010-07-13 22:02
小生もカシワ食いのハヤシとオオミドリ♀の同定には悩みます。特に肛角部橙色班の繋がり状態は変異幅が大で当てにできません。白線条紋の幅の雰囲気?で何とか同定してます。
Commented by nomusan at 2010-07-13 22:30 x
fanseabさん、おお、fanseabさんでさえ悩まれるのならば、私が間違えても何ら不思議はありません。心優しいコメントありがとうございます~(笑)。

>特に肛角部橙色班の繋がり状態は変異幅が大で・・・・・
そのようですねぇ・・・・。基本的なところで判断を誤っていたようです。
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