今朝の耳納連山

今日もそれなりに寒い冬の一日でしたね。
今日が仕事納めだった人も多かったでしょうか。
私は明日まで仕事です。

書くことがないので、久々にしょうもない思い出話しを・・・
『初めての沖縄』です。1974(昭和49)年、高校2年の夏休みでした。この頃蝶は一応やってはおりましたが、家の近所で幼虫や卵を見つけて飼育する程度でした。基本的には羽化したら放しておりました。
で、この時の沖縄行き、実は私の意志ではなく、当時親類の中で一番金持ちで一番発言力があった福岡県在住の叔母が息子(私にとっては従兄弟)の沖縄行きの同伴者に私を指名したからでありました。詳しくは覚えてませんが、叔母が、従兄弟が高校生になった記念に沖縄旅行へ行かせようと思い立ったらしく、一番歳が近く(学年は1つ違いだが、私が1月生まれで彼は4月生まれ)、まぁ仲も良いと言う事で私を旅の道連れに指名したのでありました。なので、私は母からある日突然「あなた、○○くんと二人で沖縄に行く事になったよ。」と告げられてびっくりして「え、なんで?」と聞き返したのでありました(笑)。

もちろんこの時は『どくとるマンボウ昆虫記』は読んでおりましたので、昆虫記の中の沖縄紀行の部分も思い出しましたし、図鑑のコノハチョウなんかも脳裏をよぎったのでしたが、”従兄弟のお供”という立場上蝶については一切頭から外しての沖縄行きとなったのでありました。子ども心にも親類間の力関係は認識していたのでしょうかねぇ(笑)。

で、移動については叔母から『飛行機による移動』と『国鉄&フェリーによる移動』の2種類の方法で往復するように指示されました。例えば、往路が飛行機であれば復路はフェリーと国鉄。で、従兄弟と相談した結果、「行くなら早く着いた方がいいよね。行く前から帰りの事まで考えなくてもいいんじゃない。」と言うことで意見が一致し、往きは福岡空港から那覇空港まで飛行機で行きました。はい、子どもの頃からこんな性格です。で、この時に記憶に残っているのは、着陸寸前に見た海の美しさでした。びっくりしました。事前にパンフレット等は見ていたのですが、「実際より綺麗に作ってるんだよ。」とひねた考えをしており、初めて見た沖縄の海の青さは、美しさは・・・パンフレットの写真以上でした。これで結構テンションあがったのは今でも覚えておりますね(笑)。

ちなみに泊まりは(3泊だったかな?)那覇市在住の叔母の家でした。で、2日目は叔父が車でいろいろ案内してくれて、3日目は二人で観光バスで島内一周しました。嘉手納の基地や飛行場、行き来する米軍の車輌を目の当たりにしたり、白百合の塔、健児の塔など戦禍の後を廻ったり・・・流石の能天気な私も胸に来るものがありましたが・・・ここではうまく表現できません。それと、強く記憶に残っているのが夜の国際通りです。帰る前の晩にお土産を買い方々国際通りへ二人で行ったのですが、行く前に叔母から「絶対薄暗い路地には入るな。」と強く念をおされました。もちろんそんなつもりもなかったので「はい。」と返事をして出かけたのですが・・・。そこは健康な高校生二人、そう言われるとちょっとだけでも覗いてみたくなります(笑)。表通りで買い物を済ませ、ちょっとだけ通りの角から小さな路地へ入ってみると・・・薄暗い中に怪しげなネオンが灯り、今まで経験したことがないような・・・なにやら妖しげというか、淫靡というか猥雑と言うか・・・・そんな怖いけど魅力的な空気が充満していたように思え・・・もう少し入ってみたいような・・・けど、それが限界でしたね、「帰ろう。」と言っておとなしく帰った16歳の私たちでした(笑)。

さて、復路は大変でした。まずは那覇からフェリーで鹿児島まで。夕方那覇を出港して鹿児島港に着いたのは翌々日の朝だったと思います。ただただ退屈でした。さらに・・・国鉄西鹿児島(現鹿児島中央)駅から博多駅まで、当時は特急でも6時間以上かかっておりまして・・・・。この時になって「帰りを飛行機にするべきだったね。」と話しながら帰り着いたのでありましたよ(笑)。

はなから諦めていたせいか、蝶はほとんど目に入りませんでしたが、二頭だけ記憶に残ってます。一頭は叔母の家の近所を歩いていたらイシガケチョウが目の前にとまったのと、もう一頭は中城を歩いているとき、見たことない黒っぽいタテハが目の前をよぎったのと・・・。実はイシガケチョウはこの時初めて見たのでした。目の前にとまったのを見て「本当にこんな蝶がいるんだ。」ってびっくりしたのと、黒っぽいのは帰って図鑑を見て「ひょっとしたらリュウキュウムラサキだったのかなぁ・・・?」と思ったのですが、実際はわかりません。
あ、それとこれは蛇足でございますが・・・もちろんこの時はオリオンビールも泡盛も・・・一滴も口にしておりませんよ(爆)。

画像は今朝7時ちょっと前の耳納連山です。
c0065260_20384466.jpg

by nomu376 | 2011-12-28 20:39 | 風景 | Comments(8)
Commented by K.M at 2011-12-29 04:01 x
わたしは大学生の時にダイビング目的で一番最初に久米島にいきました。スケジュールはダイビング過密で半日オフがありましたが、虫を探すパワーはありませんでした。
でも、目に飛び込んでくるホタルの光や変わったトカゲやイシガケチョウとアオタテハモドキに南国を感じていましたよ~。全くどれも本土といる虫が違うことが感動でした。

子供ができてから、虫とりにはまっています。また近々検討しておりますよ。冬にいってもなんかはおるやろ計画です。
Commented by nomusan at 2011-12-29 06:28 x
K.Mさん、私が沖縄の海に入ったのはこの時に何処かの海水浴場に行ったのと、蝶屋になって初めて行った西表の浜辺でちゃぷちゃぷやっただけです。それでも熱帯魚みたいに綺麗な魚がいたので流石は沖縄・・・と思いましたね(笑)。
もう10年ご無沙汰になってしまいました。来年こそは・・・と秘かに思っておりますが・・・

>また近々検討しておりますよ。冬にいってもなんかはおるやろ計画です。
おお、ええですね、数は少ないかもしれませんが、きっと何かはいるでしょう。
Commented by luehdorf at 2011-12-29 15:50 x
高2のときに学校ともめて修学旅行をキャンセル。これが祟ったか、いまだに津軽海峡を渡れず。
’71、後輩たちが沖縄へ行くのに、「パスポートを取るのが面倒くさいじゃんか…」って、岩手・龍泉洞でチョウアカと遊ぶ。これも祟ったか、いまだに関門海峡すら渡れず…。

あちこちのブログへおジャマして、北も南も行ってみたいなぁ~って思うようになってきました。
赤のネットでツマベニなんていいでしょうね(笑)。

>もちろんこの時はオリオンビールも泡盛も・・・一滴も口にしておりませんよ…
念押しされるとつい勘ぐってしまうのは…(笑)。

リキさんの15周忌。新日だけがオミットされてるみたいですね。
マツダさんとM.井上さんの試合、見てみたかったです。
メインが馬場さん・デスさんVSジュニアさん・鶴田さんですか…。
Commented by OIGATO at 2011-12-29 18:56 x
吞むさん、こんばんは。
>復路はフェリーと国鉄。
フェリーだけでも“げんなり”ですね!!+さらに在来線(一応特急電車)・・・(撃沈)
何度か夏休みに鹿児島の親戚へ行った時に在来線特急『有明』(583系「月光形電車」)寝台車兼用、準直角座席での6時間の旅はシンドカッタです。
特に八代から先の単線区間の離合待ち停車は何ともまどろっこしい!コレでも特急なん?って(笑)
現在のJR長崎・佐世保線の肥前山口から先がこんな感じですよ~ん

九州新幹線だったら、多少マシかも(爆)
↓年末の吞み事が続いた胃には、大根おろしご飯(爆×爆イケル!?)
Commented by nomusan at 2011-12-30 00:25 x
luehdorfさん、同じ高校2年生とは思えないほど・・・・私は主体性のない少年でしたよ~・・・・。とにかく高校時代は全てにおいて中途半端でしたね。まぁ、今も変わらないような気がしますが・・・・。

う~む・・・。そんなルーさまがお知り合いになって初めて京都へも来られた事だし・・・・きっと近い将来関門海峡を渡られる日が来るような致します。赤いネットは・・・・雪渓よりも南国の青い空の下の方が似合うと思いますよ~(笑)。
泊まったところが叔母の家でなければ・・・・多分口にしてたかも(笑)?

この頃はちょっとお休みしてた頃で・・・・・マツダさんと井上さんの試合なんて、絶対観たいですよね~・・・・。
Commented by nomusan at 2011-12-30 00:36 x
OIGATOさん、こんばんはです。
フェリーも退屈でしたが、もちろん二等ですが寝っ転がることも出来ましたし、海を見たりできましたが、あの当時の国鉄の直角座席の長時間は・・・・苦行でしたね~(笑)。
あの当時はもちろん特急が一番速いやつだったのに、何であんなに時間がかかったのか不思議だったのですが、コメント拝読して納得いきました。なんと!単線区間の離合待ちがあったのですねぇ~・・・・。いや、30数年前の疑問が・・・とけましたぁ~(爆)。

あ、やっぱり鹿児島にご親戚が・・・実は前の職場でお世話になった方で同じ姓の方でやはり鹿児島出身の方がおられまして・・・。これも納得が(笑)。
Commented by yutorie at 2011-12-30 23:24 x
pulalaさんのご紹介ですてきな蝶屋さんに出会うことができシアワセでした。ありがとうございました。感謝。
画像は目を見張るものの連続で、また記事が楽しくて歳を忘れファンになっています(ご迷惑を承知で(^_-)-☆)
来年も<教えてくださいと>コメントさせてくださいね。
良いお年をお迎えください。
Commented by nomusan at 2011-12-31 11:21 x
yutorieさん、こちらこそ、素敵な画像を拝見させて頂きまして、ありがとうございました。
どうしても蝶の画像がないとROMしてしまうこと、お許しくださいましね(笑)。
そちらはすっかり雪の中なのでしょうね。

>来年も<教えてくださいと>コメントさせてくださいね。
こちらこそ、重箱の隅を突かせて頂きたく・・・・(爆)。
良いお年をお迎えください。
<< 年末恒例・・・・その前に・・・ 完全休養日@自宅 >>