2019年 12月 07日 ( 1 )

Another story of "初めてのギフチョウ"

初冬?の休日、なんやかんや、あれやこれや・・・でございました。
という事で、早めに魂を風に・・・・ってね、この時期これしかない(笑)。

で、ネタがないので今日も身内ネタにお付き合いください(笑)。
思わぬ不意打ちで想い出してしまった、”初めてのギフチョウ”ですが・・・
こうなると、もう一人の当事者すなはちF君はこの日の出来事をどう思っていたのか?・・・

ここに、貴重な資料があります(笑)。
”VERONICA Vol.VⅡ”
そう、1979年秋に発刊された我が同好会の会誌であります。 
ここに、当時3回生だったF君が「採集余話」と題していくつかの想い出話を寄稿しているのですが、
その中に、この日の出来事も寄稿されていましたので、今日はそれをご紹介いたしましょう。

もちろん、本人の了解をとっての事ですが・・・
「どんな事書いたのか覚えていません。ま、お任せしますわ。」
とのことなので・・・ひょっとしたらこれを読んだ本人から削除の依頼があるかもしれません。
文章がなかったらそう言う事なので、ご了承くださいませ(笑)。
で、現在の彼を知る人からすると「ん?」と思われるかもしれませんんが・・・
40年前に、クラブの部員向けに書かれた文章って事で・・・お読みくださいな(笑)。


1977年4月11日 天候晴れ 岩倉

 ギフチョウシーズンたけなわのこの日、蝶屋の端くれである僕もご多分にもれず、春の女神ギフチョウを求めて左京区岩倉にあるマル秘ポイントへ分け入ったのです。するとどうでしょう。誰も来ないと信じていたこのマル秘ポイントに、眼鏡をかけイモ網(蝶を採集するネットの俗称。口径が60cmもあり、よほどのろまな人間でない限り目指す蝶をネットインできる網)を持った男が一人だるそうに座っているではありませんか!面白くない心をおさえその男に話しかけました。
「どないです。出てきますか。」
「いや、今来たばかりで・・・。」
と言う返事。この様子ならまだ採集してないな、と思い少し気を取り直してまた尋ねました。
「よくこのポイント知っておられましたね。K大の方ですか?」
「いいえ、Dです。」
「ああ、それじゃTさんに聞いて来られたのですか。」
「えっ、Tさんをご存じなんですか?」
「ええ、まぁ・・・・。」
実を言うと、僕はTさんの名前だけは知っていたのですが、面識はありませんでした。しかし、その採集のうまさを噂に聞いていました。この男はTさんの一門であろう。ならばこのポイントで争っても勝ち目はない。従ってこのポイントから即刻立ち去り別のポイントに行った方が賢明というものだ。
「ちょっと奥へ行ってきます。頑張ってください。」
そう言いながら、僕はそそくさと離れ、100m程度奥のポイントへ急ぎました。30分程して一頭だけ採集しました。今日はこれで終わりにしてもう帰ろうと思ったのです。しかし、あの男の事が気になっていたので少し顔を出してみることにしました。
「どうです。採れましたか。」
「いいえ、一頭もみてません。」
「今、そこで一頭採りましたよ。ぼちぼち出てくるのとちがいますか。まぁ、頑張ってください。」
などと口では言っていましたが、心の中では絶対採れるものか。ポイントを先取りされた蝶屋の恨みは恐ろしいのだ。そう思いながらその日はおとなしく帰りました。
 後日、生物同好会に入会し、BOXを訪れてみると、あの時の男が座っているではありませんか。そう、あの時の男は当時蝶班の班長をしていたN氏だったのです。
縁と言うのは不思議なものです。僕とNさんの出会いはすでに入会以前にあったのですから。





画像がないのはさびしいので、おまけで第9位です。
いや、これね、マジで結構撮りたかったんですよ〜(笑)。
Another story of \"初めてのギフチョウ\"_c0065260_17284904.jpg

by nomu376 | 2019-12-07 17:29 | なんやかんや | Comments(2)